アルトゥール・カイキ [写真]＝J.LEAGUE
鹿島アントラーズとの契約満了に伴い、今季限りでチームを離れることになったMFアルトゥール・カイキの移籍先が20日に決定。ブラジル2部にあたるカンピオナート・ブラジレイロ・セリエBのスポルチ・レシフェが、同選手の加入を発表した。
カイキは2021シーズン開幕前に鹿島へ加入すると、公式戦通算78試合に出場して、23ゴール、7アシストを記録。在籍3年目の今シーズンは、J1で13試合出場2ゴール、YBCルヴァンカップで4試合出場2ゴール、天皇杯で1試合出場1ゴールという成績を残したが、今季限りでの契約満了が発表されていた。
カイキの新天地となるスポルチ・レシフェは、今季、元ブラジル代表FWヴァグネル・ラヴやFWジエゴ・ソウザら、攻撃陣にタレントを擁したが、カンピオナート・ブラジレイロ・セリエBで7位に終わり、1部昇格は果たせなかった。
ヴァグネル・ラヴらが今季限りで契約満了を迎えるため、スポルチ・レシフェは来季に向けて、攻撃陣の強化を進めており、新戦力としてカイキがチームに加わることになったようだ。
なお、スポルチ・レシフェには、2016年に横浜F・マリノスでプレーしたFWカイケも在籍しているが、今季途中からシャペコエンセに期限付き移籍している。シャペコエンセでは2023シーズンのカンピオナート・ブラジレイロ・セリエBで19試合に出場し、3ゴール、3アシストの成績だった。期限付き移籍満了でチームに復帰し、もし契約延長となれば、Jリーグでのプレー経験があるカイキとカイケの共演が見られるかもしれない。
また、カイケが横浜FMに加入した2016年、カイキはスポルチ・レシフェと同じくレシフェ市を本拠地とするサンタクルスに移籍していた。スポルチ・レシフェとサンタクルスはライバル関係にあるだけに、両クラブのダービーは特別な一戦になりそうだ。
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By サッカーキング編集部
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