現役引退を発表した瀬口 [写真]=J.LEAGUE
アルビレックス新潟は25日、2023シーズン限りで契約満了となっていたGK瀬口拓弥が現役を引退することを発表した。なお、2月1日よりファジアーノ岡山の普及コーチに就任することも明らかになっている。
1988年11月30日生まれで現在35歳の瀬口は流通経済大学から2011年に当時JFLに所属していたカマタマーレ讃岐に加入した。2020年に徳島ヴォルティスに移籍し、2021年3月に新潟へ期限付き移籍。翌年に完全移籍となった。それでも、新潟加入後の2シーズンは出場機会がなく、2023シーズンも天皇杯で1試合の出場にとどまり、2023シーズン限りで契約満了となっていた。
キャリア通算ではJ2リーグで32試合出場、JFLで91試合出場1得点、天皇杯で9試合出場を記録。現役引退を決断した瀬口は新潟のクラブ公式サイトで以下のようにコメントを発表している。
「みなさん、こんにちは! 2023シーズンをもって現役を引退することに決めました。小学1年生のときにサッカーを始め、サッカー選手になるために、日々指導、サポートしていただいた中洲JSC、ハジャスFC、笠岡工業高校、流通経済大学の指導者の皆さんには、この場を借りて感謝を申し上げます」
「カマタマーレ讃岐からプロキャリアが始まり、徳島ヴォルティス、アルビレックス新潟と3つのクラブでプレーさせていただきました。選手としては決して誇れるようなキャリアではありませんでしたが、日々、選手、スタッフと切磋琢磨し困難を乗り越え、刻んだ熱い瞬間、共有した喜び、3つのクラブで昇格を経験できたことも一生の宝物です」
「チームメイトと共有した感動や経験。私の人生に大きな影響を与えてくれたサッカーという競技の価値を、今度は指導者の道で伝えていきたいと思います。サッカー選手としてのキャリアは終わりますが、瀬口拓弥の人生のキャリアはまだまだこれからです。変わらず応援していただけると幸いです。13年間ありがとうございました。瀬口拓弥」
By サッカーキング編集部
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