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J開幕カードの再現は横浜FMに軍配! 終盤2発で大逆転勝利、東京Vは16年ぶりJ1で黒星発進

2024.02.25

劇的決勝点を決めた松原 [写真]=兼子愼一郎

 2024明治安田J1リーグ第1節が25日に行われ、東京ヴェルディ横浜F・マリノスが対戦した。

 1993年5月15日に行われた“Jリーグ開幕カード”の再現。舞台は同じ『国立競技場』。16年ぶりにJ1リーグ復帰を果たした初代王者・東京Vが、近年のJリーグを牽引する横浜FMを迎え撃った。城福浩監督率いる東京Vは、4人の新戦力が開幕スタメン入り。一方の横浜FMは、120分間を戦ったAFCチャンピオンズリーグ(ACL)・ラウンド16のバンコク・ユナイテッド戦から先発を3人入れ替えて、“黄金カード”に臨んだ。


 試合の均衡が破れたのは7分、東京Vが先制に成功する。自陣からロングボールをペナルティエリア手前に送り込み、飛び出してきた相手GKポープ・ウィリアムのハンドを誘ってフリーキックを獲得。キッカーを務めた山田楓喜は左足を振り抜き、強烈な一撃をゴール右上へと叩き込んだ。

 強度の高いアグレッシブなサッカーを展開する東京Vは、横浜FMの高速カウンターを受ける場面もありながら、より多くのチャンスを創出。21分には染野唯月、30分には木村勇大、そして39分には山田がゴールに迫ったものの、ポープ・ウィリアムら横浜FMの好守に阻まれた。前半に追加点は生まれず、東京Vが1点リードで折り返す。

 なかなか思い通りの形で攻められない横浜FMは、56分にヤン・マテウス宮市亮を投入して前がかりになる。62分、渡辺皓太が放ったシュートをゴール前の宮市がコースを変えてゴールネットを揺らしたものの、これはオフサイドで得点認められず。64分には松原健が右サイドから際どい高速グラウンダークロスをゴール前に送ったものの、味方が触ることはできなかった。

 東京Vは集中した守りで耐えつつ、カウンターで追加点を狙いに行く。さらに横浜FMが攻勢を強めるなか、88分に試合のターニングポイントが訪れる。相手のハンドを誘って横浜FMがPKを獲得すると、キッカーはアンデルソン・ロペス。独特のステップから落ち着いてゴール左下へと流し込み、横浜FMが追いつく。

 すると後半アディショナルタイム4分、横浜FMが逆転に成功する。ペナルティエリア右でパスを受けた松原が左足を振り、ゴール左上隅へと突き刺した。

 試合はこのまま終了し、大逆転勝利を収めた横浜FMが白星スタートに成功した。次節、東京Vは3月3日に敵地で浦和レッズと、横浜FMは同1日にホームでアビスパ福岡と対戦する。

【スコア】
東京ヴェルディ 1-2 横浜F・マリノス

【得点者】
1-0 7分 山田楓喜(東京V)
1-1 88分 アンデルソン・ロペス(横浜FM)
1-2 90+3分 松原健(横浜FM)

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