鳥栖への期限付き移籍が決定した清武弘嗣
2024明治安田J1リーグのサガン鳥栖は7日、セレッソ大阪から元日本代表MF清武弘嗣を期限付き移籍で獲得したことを発表した。
今年11月に35歳を迎える清武は、2010年に大分トリニータからC大阪へ加入。家長昭博(現川崎フロンターレ)、乾貴士(現清水エスパルス)らとともに活躍し、ドイツへ移籍した香川真司(セレッソ大阪)の「背番号8」を2012年に継承した。同年夏に欧州移籍し、2014年のFIFAワールドカップブラジル大会も経験。2017年にC大阪へ復帰すると、2019年からは5季連続でキャプテンに就任し、チームの顔としてサポーターから愛されていた。
しかし、近年はコンディション不良やチームスタイルの変化もあり、出場機会の確保に苦しんだ。今シーズンはここまでリーグ戦で途中出場6試合のみにとどまっており、活躍の場を鳥栖へ求めることになった。
清武は期限付き移籍先となる鳥栖のクラブ公式サイトで以下のようにコメントを発表している。
「この度サガン鳥栖に期限付き移籍する事になりました、清武弘嗣です。今回の移籍は強い覚悟をもってきました。鳥栖は攻撃的でボールを大切に繋ぎながらゴールを目指すサッカーでとても魅力的なチームです。僕自身がもっているもの、そして今までの経験をチームの為に全てを注ぎ込みたいと思います。今日からよろしくお願いします」
また、約10年間在籍したC大阪のクラブ公式サイトでは下記のコメントを残した。
「セレッソを愛するファン、サポーターのみなさん。約10年間、僕を応援してくれて本当にありがとうございました。今回の移籍は本当に悩みました。クラブ設立30周年の中、優勝という目標を掲げてスタートし、何も残せなかった自分に情けなさと悔しさが残ります。しかし、まだまだ自分はプレーできると、そしてみなさんにもう一度認めてもらえるように頑張ってきます。いつも僕の心の中にはファン、サポーターのみんながいます。ずっと愛してくれて、共に戦ってくれて、応援してくれて本当にありがとうございました。これからもセレッソ大阪の幸せを祈っています」
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By サッカーキング編集部
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