横浜FM戦で2ゴールを挙げた神戸FW武藤嘉紀 [写真]=兼子愼一郎
2024明治安田J1リーグ第26節の8試合が11日に行われた。
3連勝中の横浜FMは、3戦未勝利のヴィッセル神戸と激突。横浜FMが42分にコーナーキックの流れからエドゥアルドが先制ゴールを挙げると、前半アディショナルタイム3分に武藤嘉紀のPK成功で神戸が追いつき、試合は1-1で折り返す。65分、武藤が裏抜けから相手GK飯倉大樹との一対一を制して、神戸が逆転に成功。このまま逃げ切った神戸が、4試合ぶりの白星を掴んだ。
首位FC町田ゼルビアはホームで湘南ベルマーレと対戦。後半開始早々に先制されると、最後までゴールが遠く、0-1で敗れた。町田と勝ち点「50」で並ぶチャンスを得た2位鹿島アントラーズは、敵地でジュビロ磐田と対戦。鈴木優磨のPKで先制したものの、終盤に2失点を喫して痛恨の逆転負けを喫した。
サンフレッチェ広島はホームのセレッソ大阪戦で3年ぶりに復帰を果たした川辺駿が早速先発出場。同じく新加入のトルガイ・アルスランが途中出場からJ1初得点を含む“ドッペルパック”(1試合2得点)の活躍を見せ、2-0の勝利でリーグ戦4連勝を達成した。柏レイソルと引き分けたガンバ大阪と勝ち点で並んだ広島は、得失点差で3位に浮上した。
名古屋グランパスはホームで東京ヴェルディと対戦。7分にパトリックの3試合連続ゴールで先制する。50分に山田楓喜の同点ゴールを許したかに思われたが、オフサイドの判定に救われた名古屋は、1点を守り抜いて3試合ぶりの白星を収めた。一方、東京Vは今季初の連敗となった。
“多摩川クラシコ”は川崎フロンターレに軍配が上がった。山田新の2ゴールなど3-0でFC東京に快勝した川崎Fが、連勝を「3」に伸ばした。
サガン鳥栖vs浦和レッズは痛み分け。浦和は73分に松尾佑介のゴールで先制したものの、79分に井上黎生人の中途半端なバックパスから相手の裏抜けを許し、体ごと止めに行った新キャプテン西川周作が一発退場となる。鳥栖はここで得たPKをマルセロ・ヒアンに決めて追いついたものの、その後は数的有利を生かせず、試合は1-1のまま決着した。
今節の試合結果と暫定順位表、次節の対戦カードは以下の通り。
■第26節
▼8月10日(土)
北海道コンサドーレ札幌 2-2 アビスパ福岡
▼8月11日(日・祝)
FC町田ゼルビア 0-1 湘南ベルマーレ
サンフレッチェ広島 2-0 セレッソ大阪
柏レイソル 0-0 ガンバ大阪
FC東京 0-3 川崎フロンターレ
ジュビロ磐田 2-1 鹿島アントラーズ
名古屋グランパス 1-0 東京ヴェルディ
サガン鳥栖 1-1 浦和レッズ
横浜F・マリノス 1-2 ヴィッセル神戸
▼8月12日(月・休)
19:00 アルビレックス新潟 vs 京都サンガF.C.
■順位表
※()内は勝ち点/得失点差
1位 町田(50/+17)
2位 鹿島(47/+11)
3位 広島(46/+21)
4位 G大阪(46/+10)
5位 神戸(45/+14)
6位 C大阪(38/+4)
7位 福岡(37/+1)
8位 FC東京(37/0)
9位 横浜FM(35/0)
10位 川崎F(34/+6)
11位 浦和(34/+5)
12位 名古屋(34/-2)
13位 東京V(34/-6)
14位 柏(30/-6)
15位 湘南(29/-3)
16位 新潟(29/-5)
17位 磐田(28/-9)
18位 京都(28/-15)
19位 鳥栖(24/-16)
20位 札幌(16/-27)
■第27節の対戦カード
▼8月16日(金)
19:30 札幌 vs 鳥栖
▼8月17日(土)
18:00 鹿島 vs 浦和
18:00 町田 vs 磐田
19:00 FC東京 vs 東京V
19:00 川崎F vs 横浜FM
19:00 湘南 vs 柏
19:00 名古屋 vs 広島
19:00 C大阪 vs 京都
19:00 神戸 vs G大阪
19:30 福岡 vs 新潟
By サッカーキング編集部
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