ヴィッセル神戸vsセレッソ大阪[写真]=J.LEAGUE
2024明治安田J1リーグ第30節が13日に行われ、ヴィッセル神戸とセレッソ大阪が『ノエビアスタジアム神戸』で対戦した。
3位神戸は直近4試合で3勝1分と調子を上げており、首位との勝ち点差を『3』まで縮めた。逆転での連覇に向けて、ホームで勝利が求められる試合に臨む。一方、アウェイのC大阪はリーグ戦直近7試合未勝利、3連敗中と苦しい状況にある。
前半立ち上がりから神戸がゴールに迫る展開になると、3分に早くもセットプレーから試合が動いた。コーナーキックをニアサイドでDF山川哲史がヘディングすると、GKキム・ジンヒョンが弾き、こぼれ球をDFマテウス・トゥーレルを押し込んだ。神戸が先制に成功する。
勢いづく神戸は11分、FW大迫勇也がペナルティエリア内でボールをキープして後ろにパスすると、DF広瀬陸斗が右足を振り抜く。低く鋭いミドルシュートはゴール左隅に突き刺さり、リードを2点に広げた。
その後も神戸がボールを支配して一方的に攻撃する展開が続いた。C大阪はセットプレー以外でほとんどチャンスを作れないまま、前半は2-0で終了した。
前半は防戦一方だったC大阪だが、後半は立ち上がりから勢いを持って攻撃を仕掛ける。すると、51分にコーナーキックからFWレオ・セオラがヘディングシュートを決め、今季リーグ18点目をマーク。C大阪が1点差に迫った。
しかし、C大阪は勢いを持続することができず、逆に神戸のFW宮代大聖やFW武藤嘉紀らがゴールに迫った。そして、C大阪は83分にFWレオ・セオラが足を抑えて途中交代を余儀なくされた。
試合はこのまま2-1で終了。神戸はこれでリーグ戦3連勝となり、14日に第30節を控える首位サンフレッチェ広島、2位FC町田ゼルビアと暫定ながら勝ち点で並んだ。一方、敗れたC大阪はリーグ戦4連敗、8試合未勝利となった。
次節は22日に行われ、神戸はアルビレックス新潟と、C大阪は湘南ベルマーレと、ともにアウェイで対戦する。
【得点者】
1-0 2分 マテウス・トゥーレル(ヴィッセル神戸)
2-0 11分 広瀬陸斗(ヴィッセル神戸)
2-1 51分 レオ・セオラ(セレッソ大阪)
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By サッカーキング編集部
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