Jリーグデビューとなったヒュメット [写真]=J.LEAGUE
16日に行われた明治安田J1リーグ第6節で、ガンバ大阪の新戦力であるFWデニス・ヒュメットが71分からピッチに立ち、デビューを果たした。
0-1とビハインドの状況での投入となったが、ヒュメットは「自分でもしっかりチャンスを作っていく。あるいは走る、チームのためにしっかりと働くという強い気持ちで入りましたが、残念ながら0-2となり、負けてしまった。どうやってこれから進められるか」と振り返り。投入時は左サイドに入り、途中から中央にポジションを移したが、左サイド投入は監督の指示だったとし、「自分のポジションはセンターフォワードかもしれないですけど、左に入ることに抵抗はありません。監督に指示されたことをやるもの。そこでしっかりとしたエネルギーも注入したいと入っていったので、そこからできればいいと思っていました」と起用に応えようとしたと続けた。
8日の加入発表から1週間ほどでのデビューとなったが、ここから自身がチームをもたらせられるものを聞くと、「正直なところ、あまり自分のことについて多くは語りたくないんです」とし、「とにかく自分の仕事をやっていく、能力をピッチで見せていくかが重要。サポーターに約束できることは、チームのために僕は最善を尽くしますし、サポーターのために全身全霊を尽くして戦っていくので、それだけは保証させてください」と強い覚悟を示した。
周囲との連携は、「日に日に感触は良くなってきている」としつつ、「まだ最初の1週間。お互いの癖やプレースタイルを知るには、まだ時間がかかるかなというのが正直な気持ち。僕も順応していかないといけないし、他のチームメイトにもしっかりと自分のスタイル、強みを見せていかないといけない」と、“ここから”という認識を示している。
アウェーゲームとなったが、初めてG大阪サポーターの前でプレーした感想を問うと、「素晴らしいです」と即答。「遠くまで駆けつけてくれて、あのような熱量をもたらしてくれることは非常に心強いし、ありがたい。残念ながら今日は勝ち点3、最低限の勝ち点1をプレゼントすることができず、悔しい結果だったので、しっかりと学ばないといけないことを学んで、そこから改善して、ブラッシュアップして、次の試合に臨んでいきたい」と、次戦以降でしっかりとチームで結果を示したいを続けている。
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By 小松春生
Web『サッカーキング』編集長