現役引退を発表したベレーザのMF小林弥生(左・写真は2012年)[写真]=Getty Images
日テレ・ベレーザは27日、元なでしこジャパンのMF小林弥生が今季限りで現役を引退すると発表した。
小林は1981年生まれの33歳。18年にわたってベレーザ一筋でプレーし、なでしこリーグ通算223試合出場51得点を記録した。また1999年に日本代表デビューを飾ると、2004年のアテネ・オリンピックに出場するなど、54試合に出場し12得点を挙げている。
小林はクラブを通して、以下のようにコメントしている。
「2014シーズンで、現役を引退することに決めました。ベレーザ18年間の選手生活の中で、たくさんの夢や目標を叶えることが出来たり、仲間と喜び合える幸せを感じたり、悔しくて数えきれないほど泣いてきましたが、全てに全力で後悔はありません。厳しく苦しい時期もありましたが、大先輩方が築き上げたベレーザのサッカーを、次の世代へと繋ぐことができたと思っています」
「私は大けがを三度し、サッカーを見るのが怖くなったり、思うように動けるか不安な日々もたくさん過ごしてきました。今シーズン、痛みなくコンディションの良い状態を維持して戦い終える、このタイミングでの引退を選びました。リハビリ中支えてくれた仲間、メディカルスタッフに心から感謝しています」
「敵味方なく、共にピッチで闘ったたくさんの仲間、クラブスタッフ、そしてサポーターの皆様、メディアの皆様。そして、他チームのサポーターの方々からもご声援をいただきました。感謝の言葉しかありません。本当にありがとうございました。皇后杯が現役最後の大会となります。次の試合に勝利し、1月1日に優勝を決めて笑顔で終われるように、チーム一丸となって頑張ります。最後まで応援よろしくお願いします」