なでしこジャパンに選出された両チームの選手たち [写真]=瀬藤尚美
2015プレナスなでしこリーグ1部レギュラーシリーズの第7節が6日に行われ、日テレ・ベレーザとINAC神戸レオネッサが対戦。ホームの日テレが田中美南の2得点で、2-1と競り勝った。
今夏に行われる女子ワールドカップに臨むなでしこジャパンに、合わせて10選手を送り込む両チーム。勝ち点4差で2位だった日テレは、5勝2分けで無敗を守るとともに、開幕6連勝中で首位だったINACに今季初黒星をつけた。主将としてフル出場した日テレの岩清水梓は試合後、「ここで負けると勝ち点7差に離れる試合だったので、絶対勝ちたかった」と振り返った。
自身もセンターバックとして奮闘し、「みんなハードワークをして、何とか勝ち点1まで詰めることができて、今日のところは嬉しく思う」と口にした。首位撃破については、「連勝を止められるのは自分たちだと思っていた」とコメント。一方で、「まだ1位になったわけでもなく、優勝したわけでもない。この先が重要になってくると思う。今日の勝ちが無駄にならないように次の試合もしっかりと戦いたい」と次戦を見つめる。
ワールドカップに向けて今月中旬には代表合宿が開始されるが、中断前のリーグ戦2試合に集中している。「まだ試合があるので、(代表は)集合してからまたコミュニケーションを取りたい。今日の試合を無駄にしないように勝ち点6にこだわって戦いたい」と、連勝に向けて意気込んだ。