自身のサイン入りメッセージを指さし、笑顔の佐々木監督
なでしこジャパン(サッカー日本女子代表)を率いる佐々木則夫監督が東京駅八重洲地下街で開催中の「なでしこジャパン特別展示~こころ、ひとつに~」を訪れた。
開幕を目前に控えたFIFA女子ワールドカップ カナダ2015へ向け、同場所ではこれまでのなでしこジャパンの歩みや前回大会の優勝メダル、フェアプレートロフィー、カナダ大会に出場する23名のサインとメッセージ、等身大パネルなどが展示してある。
佐々木監督は展示を見つつ当時を思い起こし、選手のメッセージパネルの前では大儀見優季のサインを指して「(メッセージが)難しいよ」、宮間あやのサインを指して「硬い」など、選手のイメージに合わせたコメントをして、報道陣を笑わせる。
また、「皆さんに過去を含めて知っていただき、身近に感じてもらい、カナダW杯に興味を示していただいて応援してもらえるきっかけになってくれればいいなと思います。30数年の歴史があって、今があり、選手も非常に熱くなって想いを込めています。夢とは成長につながると思っています」と話すと、「カナダはそんな簡単に連覇することはできないですが、最後の最後まで精一杯、皆さんの期待にそえるように頑張りたいです。ぜひ、皆さんに後押しをしていただければと思います」と、サポーターの熱い応援を求めている。
24日のニュージーランド戦、28日のイタリア戦と直前の親善試合を連勝したなでしこジャパンは、1日にカナダへ渡り、8日に大会初戦のスイス戦を迎える。また、同展示は31日まで実施している。