初戦の会場で前日練習を行ったなでしこジャパン [写真]=金子悟
文=江橋よしのり
FIFA女子ワールドカップ カナダ2015の初戦となるスイス戦を翌日に控えたなでしこジャパンは、現地時間7日18:30から試合会場となるバンクーバーのBCプレイスでトレーニングを行った。
冒頭15分のみが公開されたトレーニングには、23人全員が参加。けがからの回復具合が気になるMF岩渕真奈も、右ひざにテーピングを巻いた状態ながら元気に参加した。
フィールドプレイヤーはウォームアップで鬼ごっこのような要素を取り入れ、体を温めた。明るく笑いながら体を動かす選手たちの表情からは、初戦を前にほどよくリラックスしている様子が伝わってきた。また佐々木則夫監督は、昨秋の親善試合の後に張り替えられた人工芝の状態を、自らドリブルして確かめていた。
なお、この試合のテレビ中継には国際映像が用いられるが、今大会から女子W杯も男子同様、1会場に16台のカメラが準備されている。なでしこの練習時は、上空からの映像を撮るワイヤーカメラなどもリハーサルを行っていた。
日本でなでしこの戦いを見守る視聴者の元にも、迫力ある映像が届くだろう。