FIFA女子ワールドカップ・カナダ2015決勝が5日に行われ、なでしこジャパンはアメリカ代表に2-5で敗れ、準優勝で終えた。2011年まで横浜F・マリノスの監督を務めた元日本代表MF木村和司氏が、W杯を準優勝で終えたなでしこジャパンに対して称賛のコメントを寄せた。
木村氏は、なでしこの準優勝について「決勝の結果はもちろん残念だけど、すごく良い大会だったんじゃないかな。世界の主要大会で3大会連続で決勝に行けたということは、日本の女子サッカーのレベルが底上げされた証拠。小学生の時にアドバイスをした事がある宮間を中心に自分たちが出来る事を見極めて、1試合ずつ本当に粘り強く戦えていたよ」と戦いぶりを称え、労いの言葉を送った。
なでしこジャパンの佐々木則夫監督と明治大学時代の同期である木村氏は、自らが運営するスポーツクラブで女子サッカーのスクールを開催し、女子フットサルの強豪チーム『シュートアニージャ』の運営にもかかわるなど、女子サッカーへの普及・発展に寄与している。