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終盤の連続失点を悔やむ佐々木監督「もったいない、僕のせいです」

2015.08.01

ピッチの選手に指示を出す佐々木監督 [写真]=兼子愼一郎

 1日にEAFF女子東アジアカップ2015が開幕し、なでしこジャパンは北朝鮮との初戦を迎えた。

 なでしこはGK山根恵里奈がPKを止めるなど、高い集中力でゴールを守っていたが、36分にセットプレーから先制点を許してしまう。1点ビハインドで迎えた後半、49分に増矢理花のゴールで同点とするも、65分にカウンター攻撃を受け失点。再び追う展開となったが、70分に杉田亜未がミドルシュートでネットを揺らし、試合を振り出しに戻した。

 しかし、終盤立て続けに失点を喫したなでしこは、2-4で敗戦。2度のリードを追いつくも一歩及ばず、黒星発進となった。

 佐々木則夫監督は、「選手がイメージ通りやっていたところで、終盤につまらない失点をしてやられたのでもったいない。これがいい勉強になってくれればいいと思っています」と敗戦を糧にしたいと語る。

 終盤の失点を悔やみながら「あれは僕のせいです」と反省を口にする佐々木監督。「選手たちが精一杯やりながら疲れてきた時間帯に早めに交代してあげる、リズムを変えさせてあげる、1枚多くディフェンスを入れる、それが大事だったと思います」と振り返った。

 また、得点した増矢、杉田に加えて「有町(紗央里)もしっかりとアピールして、非常に光ったところがあった」と評価しながら、「これを機会にもう少し個として、チームとして築き上げないといけない」と前を向いた。

 なでしこジャパンは、4日に韓国女子代表と対戦する。

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