澤(中央)と勝利を喜ぶ神戸メンバー(写真は23日の仙台戦) [写真]=浦正弘
女子サッカーの頂点を決するトーナメント、『第37回皇后杯 全日本女子サッカー選手権大会』の準決勝が23日に神奈川・等々力陸上競技場で行われた。
今季限りでの現役引退を表明した、なでしこジャパンMF澤穂希が所属するINAC神戸レオネッサはベガルタ仙台レディースと対戦。負ければこれが最後の試合となる澤が先発出場した神戸は39分に右CKから大野忍がヘディングで決めて先制。さらに61分に中島依美が加点し、2-0で勝利。2年ぶり6度目の決勝進出を決めた。なお、澤はフル出場している。
同日行われたもう1試合では今季のなでしこリーグを制した日テレ・ベレーザとアルビレックス新潟レディースが対戦。前半に互いが1点ずつ取り合った試合は1-1のまま90分を終える。さらに延長戦でも決着がつかずにPK戦までもつれると、これを3-2で制した新潟が2年ぶり3度目となる決勝戦に駒を進めた。
2年前の2013年大会と同カードとなった決勝戦は27日の14時に等々力陸上競技場でキックオフされる。
By サッカーキング編集部
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