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初戦黒星にも前を向く佐々木監督「一戦も落とせないという気持ち」

2016.02.29

リサ・デバナ(背番号11)に先制点を許したなでしこジャパン [写真]=Getty Images

 リオデジャネイロ・オリンピック 女子サッカー アジア最終予選の第1節が29日に行われ、なでしこジャパン(日本女子代表)とオーストラリア女子代表が対戦した。

 試合は25分にオーストラリアに先制点を許すと、41分にも追加点を奪われて2点を追う苦しい展開に。しかしながら前半終了間際に大儀見優季のゴールで1点を返して後半を迎えた。同点を目指してなでしこジャパンは攻め続けたが、78分にオーストラリアに追加点を奪われて万事休す。1-3で五輪最終予選を黒星でスタートすることとなった。

 試合後、なでしこジャパンを率いる佐々木則夫監督は「皆さんの期待に添うことはできなかったんですけど、いずれにしてもこの分の反省を含めて、中一日で戦うわけですから、次切り替えて、一戦も落とせないという気持ちで戦うしかないですね」と、次の試合に前を向くことが必要だと話した。

 試合に関しては「我々にもチャンスはあったと思うんですけど、ゴール前での決定力がオーストラリアのほうが勝ったということだと思います。決してチャンスがなかったわけではなくて、そんなに悪い戦いではなかったんですけど、相手の決定機を防ぐことができなかった。これはもう本当に切り替えてやるしかないですね」と、決定力の差が勝敗を分けたと分析した。

 次節、なでしこジャパンは3月2日に韓国女子代表と対戦する。同監督はこの試合に向けて、「勝ちきれるゲームにしていかなければいけない。本当に次頑張りますのでまた応援してください。よろしくお願いします」と必勝を誓った。

By サッカーキング編集部

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