中国戦にフル出場したなでしこFW横山久美(左) [写真]=Getty Images
なでしこジャパン(日本女子代表)は4日、リオデジャネイロ・オリンピック 女子サッカー アジア最終予選第3節で中国女子代表と対戦し、1-2で敗れた。試合後、1ゴールを挙げた横山久美がインタビューに応じた。
先発出場した横山は「いつ潰れてもいいように前半から飛ばしていこうという思いでいった」と明かすが、チームは開始14分にパスミスから先制点を献上。幸先の悪いスタートに、「なかなかリズムが作れず、グダグダいってしまった。最初からもうちょっと勢いを持ってやりたかったけど、なかなか自分たちのペースでできなかった。そこでずっと引きずってしまった」と振り返った。
後半に入り、追いつきたいなでしこだったが、58分に強烈なミドルシュートを決められ2点ビハインド。65分に横山がペナルティエリア内左から中央に切り込み、右足シュートを沈めて1点差に迫るが、なでしこは2点目が遠く、1-2でリオ五輪出場が絶望的となる敗戦を喫した。
意地の1発を挙げた同選手は「点が入っても勝たないと意味がないと思うので、まだまだです」と敗戦を悔やむと、「少しでも可能性を信じて、なでしこらしく最後まで諦めずに頑張りたい」と残り2試合に向けて意気込みを語った。
なでしこは次節、7日にベトナム女子代表と対戦する。
By サッカーキング編集部
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