退任が濃厚になったなでしこジャパンの佐々木則夫監督 [写真]=Getty Images
日本サッカー協会(JFA)の大仁邦彌会長は7日、なでしこジャパン(日本女子代表)がリオデジャネイロ・オリンピック 女子サッカー アジア最終予選で敗退し、4大会ぶりに五輪出場を逃したことを受け、佐々木則夫監督が退任することを示唆した。
なでしこは同日行われたベトナム女子代表との試合を6-1で制し、今大会初勝利を収めた。しかし、同試合前に行われた中国女子代表対韓国女子代表の試合で中国が勝利したため、なでしこの予選敗退が決定した。五輪出場を逃したことを受け、大仁会長は「新体制がスタートするので、その中でどういう風にするか」と体制が変わることを示唆。一方で、新監督については「女子委員会が検討をしてからになる」と明言を避けた。
現在57歳の佐々木監督は、2008年になでしこジャパンの指揮官に就任すると、同年の北京五輪で日本史上初の4強入りに貢献。2011年の女子ワールドカップ・ドイツ大会では初優勝を果たした。その後も2012年のロンドン五輪で銀メダルを獲得すると、2015年夏に行われた女子W杯カナダ大会では連覇を果たせなかったものの、チームを2大会連続の決勝に導いた。また、2011年にはFIFAバロンドール女子最優秀監督賞とAFC最優秀監督賞を受賞していた。
By サッカーキング編集部
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