途中出場で1ゴールを挙げた横山久美 [写真]=Getty Images
リオデジャネイロ・オリンピック 女子サッカー アジア最終予選の第4節が7日に行われ、なでしこジャパン(日本女子代表)はベトナム女子代表に6-1で勝利を収めた。しかし、同試合に先んじて行われた中国女子代表対韓国女子代表の試合で、中国が勝利を収めたため、日本は4大会ぶりに五輪出場を逃した。
試合後、FW横山久美が記者団の取材に応じて心境を語った。
横山は67分に途中出場。90分、MF宮間あやのシュートを相手GKが弾いたところを詰めて、今大会2ゴール目を挙げた。横山は「相手が疲れている中で、仕掛けるところではしっかり仕掛けようと思っていた。(得点の場面は)(宮間)あやさんのシュートのこぼれ球だったのでラッキーだった」と、ゴールシーンを振り返り、予選敗退が決まったことについて、以下のように続けた。
「ミーティングでは『最後までみんなで戦おう』という話をしていた。先輩方がずっと(オリンピック)出場権を取っていた。先輩方が築き上げてきたものがあってプレッシャーがある中で、また1つ、壁ができたと思う」
今大会のなでしこジャパンで2番目に若い22歳。初めて臨んだオリンピック最終予選でここまで2ゴールを挙げているが、横山は「周りに何を言われても結果を出すしかない。何を言われようがやるしかなかった」と、悔しさを滲ませていた。
なでしこジャパンは9日に行われる最終節で、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)と対戦する。
By サッカーキング編集部
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