なでしこジャパンの佐々木則夫監督 [写真]=Getty Images
リオデジャネイロ・オリンピック 女子サッカー アジア最終予選の最終節が9日に行われ、なでしこジャパン(日本女子代表)は朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)女子代表を1-0で下した。
雨が降りしきる中、試合は0-0で前半を折り返すと、後半に入ってもスコアが動かないまま終盤へと差し掛かる。そして迎えた80分、宮間あやが左サイドから上げたクロスを岩渕真奈が頭で押し込み、なでしこが待望の先制点を奪取。このまま逃げ切り、大会を勝利で締めくくった。
試合後、インタビューに応じた佐々木則夫監督は、「リオの切符は獲れませんでしたけど、選手たちは本当に頑張ってくれました。逆境になった時、後がなくなった時も、なでしこらしく頑張ってくれた」と、大会を振り返り、選手を称えた。
そして、「この大会については監督の力不足だったと思う。選手たちはこの2戦頑張ってくれた。本当に選手に感謝してます」と改めて感謝を口にすると、「結果を受け止めて、反省のもとにフランスW杯、東京五輪につなげていくにあたっては、また若い選手も、逆境に打ち勝つ、精一杯頑張るこの姿を見て、新たななでしこジャパンを結成していって欲しいですね」と、今大会を将来に活かして欲しいと話した。
最後に自身の今後について、「切符を獲れなかったのは僕のせいですから、しっかりと責任をとって、そして新たななでしこジャパンを、また後押ししてください。よろしくお願いします」
By サッカーキング編集部
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