出産を発表した澤穂希さん(写真は2016年3月)
元日本女子代表(なでしこジャパン)の澤穂希さんが10日、第一子となる女児を出産していたことを発表した。
澤さんは所属事務所を通じてファックスを送信。「いつもお世話になっている皆様へ 私ごとではございますが、1月9日に第1子となる女の子を無事に出産いたしました。子ども、私ともに健康で元気です」と、9日に出産したことを報告した。
「産声を聞いた瞬間、言葉にならないほどの感動と感謝の気持ちで胸がいっぱいになりました。また出産中、主人は私の隣を片時も離れず不安を払拭してくれたことで夫婦の絆が深まりました」
「これから家族3人。かけがえのない我が子を2人で力を合わせて大切に育てていきます。温かく見守り応援してくださった皆様、本当にありがとうございました。今後ともよろしくお願い致します 2017年1月10日 澤 穂希」
澤さんは中学生時の1991年、読売サッカークラブ女子・ベレーザ(現日テレ・ベレーザ)に加入。1995年から6大会連続でワールドカップに出場(ギネス記録)、オリンピックもアトランタ、アテネ、北京、ロンドンと4大会に出場した。2011年のW杯ドイツ大会ではキャプテンとして、なでしこジャパンを初の世界一に導く活躍。同大会のMVPや同年のFIFA最優秀選手賞を獲得し、日本に女子サッカーブームを起こした。なでしこジャパンの一員として2011年に国民栄誉賞も受賞している。2011年W杯の優勝以外にも、2012年のロンドン五輪で銀メダル、2015年のW杯カナダ大会で準優勝に輝くなど、日本の女子サッカー界をけん引してきた。
By サッカーキング編集部
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