アルガルベ杯4得点目を挙げた横山久美 [写真]=Getty Images
FPFアルガルベカップ2017の5位決定戦が8日に行われ、日本女子代表(なでしこジャパン)とオランダ女子代表が対戦した。
大会初戦のこそ落としたものの、アイスランド女子代表、ノルウェー女子代表を破り、2連勝中のなでしこ。GK山下杏也加、DF鮫島彩、中村楓、熊谷紗希、高木ひかり、MF阪口夢穂、川村優理、中島依美、長谷川唯、FW田中美南、横山久美という11名を、高倉麻子監督はピッチに送り出した。
13分、左CKのこぼれ球をアヌーク・デッカーに蹴り込まれ、オランダに先制を許してしまう。続く19分、なでしこは左サイドを突破されると、折り返しをリーケ・マルテンスに決められ2点のビハインドとなる。追いかけるなでしこは直後の20分、長谷川のパスを受けた横山が右足を振り抜き1点を返す。その後はなでしこが試合の主導権を握り、今大会4得点を挙げている横山を中心にオランダゴールへと迫るが、同点弾を奪うまでには至らず、1-2で前半を終える。
なでしこは後半開始から、川村に代えて宇津木瑠美、高木に代えて佐々木繭が投入される。61分、田中のドリブル突破をファールで止めたマンディ・ファンデンベルフがこの試合2枚目の警告を受け退場。なでしこが数的有利の状態となる。すると78分、途中出場の籾木結花のクロスが相手のOGを誘い、なでしこが同点に追いつく。しかし後半アディショナルタイム、ビビアン・ミーデマに得点を奪われ、3-2でタイムアップ。
高倉体制初の国際大会となったアルガルベ杯は、6位フィニッシュという結果に終わった。
【スコア】
なでしこ 2-3 オランダ女子代表
【得点者】
0-1 13分 アヌーク・デッカー(オランダ)
0-2 19分 リーケ・マルテンス(オランダ)
1-2 20分 横山久美(なでしこ)
2-2 78分 OG(なでしこ)
2-3 90+3分 ビビアン・ミーデマ(オランダ)
By サッカーキング編集部
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