アメリカに敗れたなでしこジャパン [写真]=Getty Images
「2018 Tournament of Nations」の第1節が26日にカンザス州のチルドレンズ・マーシー・パークにて行われ、アメリカ女子代表となでしこジャパンが対戦した。
なでしこジャパンは鮫島彩や田中美南、岩渕真奈らが先発出場し、大会初戦の勝利を狙う。しかし、先制したのはアメリカだった。18分、左サイドで抜け出したラピノーの折り返しを、ニアに走り込んだモーガンが冷静に流し込んだ。
それでも2分後、なでしこジャパンは同点に追いつく。田中が裏に抜け出すと、追いすがるDFを冷静に交わして左足でシュート。相手に当たってコースが変わったボールは、GKの頭上を越えてアメリカゴールに吸い込まれた。
しかし、勢いに乗り切れないなでしこジャパンは、アメリカのエースを止めることができなかった。26分にフリーでヘディングを決められると、56分には混戦からこぼれ球を押し込まれてモーガンにハットトリックを許した。
66分にもラピノーに追加点を許したなでしこジャパンは、76分に坂口萌乃のなでしこジャパン初ゴールとなるミドルシュートで一矢報いたが、反撃もここまで。アメリカに実力差を見せつけられたなでしこジャパンは、2-4で敗れた。
次戦は29日、なでしこジャパンはブラジル女子代表と対戦。アメリカ女子代表はオーストラリア女子代表と対戦する。
【得点者】
1-0 18分 アレックス・モーガン(アメリカ女子代表)
1-1 20分 田中美南(なでしこジャパン)
2-1 26分 アレックス・モーガン(アメリカ女子代表)
3ー1 56分 アレックス・モーガン(アメリカ女子代表)
4ー1 66分 ミーガン・ラピノー(アメリカ女子代表)
4ー2 76分 坂口萌乃(なでしこジャパン)
By サッカーキング編集部
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