なでしこジャパンとオーストラリアが対戦した [写真]=Getty Images
MS&ADカップ2021が14日に行われ、日本女子代表(なでしこジャパン)とオーストラリア女子代表が対戦した。
なでしこジャパンにとっては東京オリンピック前最後の強化試合。格下相手に快勝が続いていたなか、久々に強豪国相手との対戦となった。
オーストラリアは20分、後方からの浮き球をサマンサ・カーが頭で落とし、飛び込んだケイトリン・フォードがボレーで合わせる。しかし、これはGK山下杏也加にキャッチされる。
30分、なでしこジャパンにチャンス到来。スルーパスに抜け出した菅澤優衣香がループシュートを試みるが、相手GKティーガン・マイカにセーブされた。
オーストラリアは39分、左サイドに流れたカーが右足でインスイングのクロスを供給。フォードが相手DFと競り合いながら頭で流し込もうとしたが、これは枠を外れた。
前半は両者に得点が生まれず、スコアレスで折り返した。オーストラリアは後半開始から、6選手の同時交代を敢行する。
すると53分、長谷川唯が左サイドから送ったクロスが相手DFのハンドを誘い、なでしこジャパンがPKを獲得。キッカーを担当した岩渕真奈は冷静にゴール左下隅へと流し込み、なでしこジャパンが待望の先制点を獲得した。
岩渕選手がPKを冷静に決めて先制点をあげる🤝
🏆MS&AD CUP2021
🇯🇵#なでしこジャパン 1-0 オーストラリア代表🇦🇺
⌚️後半9分
10 #岩渕真奈📺#TBS 系列にて放送中
📱TVerにてライブ配信中
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なでしこジャパンは62分に前線の4選手を交代。64分、途中交代で入った遠藤純がペナルティエリアの外から左足を振り抜いたが、強烈なシュートは惜しくもクロスバーに弾かれる。
なでしこジャパンは山下の活躍もあってオーストラリアの反撃を許さず、本番前のラストマッチを完封勝利で飾った。
東京五輪の女子サッカーは開幕式に先駆けて7月21日から開幕。グループEのなでしこジャパンは初戦でカナダ女子代表と、グループGのオーストラリアはニュージーランド女子代表と対戦する。
【スコア】
なでしこジャパン 1-0 オーストラリア女子代表
【得点者】
1-0 54分 岩渕真奈/PK(なでしこジャパン)
【スターティングメンバー】
なでしこジャパン(4-4-2)
山下杏也加;清水梨紗、熊谷紗希、南萌華(70分 宝田沙織)、宮川麻都(74分 北村菜々美);塩越柚歩(62分 籾木結花)、中島依美、三浦成美、長谷川唯(62分 杉田妃和);菅澤優衣香(62分 田中美南)、岩渕真奈(62分 遠藤純)
By サッカーキング編集部
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