なでしこジャパンを率いる池田太監督
日本女子代表(なでしこジャパン)は27日、AFC女子アジアカップ2022・グループC第3節の韓国女子代表戦を1−1のドローで終え、同グループ首位での準々決勝進出を決めた。
試合後、なでしこジャパンの池田太監督と、この試合のプレーヤー・オブ・ザ・マッチに選出されたMF長谷川唯が公式会見に出席。池田監督は「グループステージを1位で通過したことを嬉しく思うし、試合が始まってすぐに先制点を取れたことは次につながるのではないかと思っている」と試合を振り返り、一定の満足感を示した。
しかし、指揮官は「コンビネーションの部分をもう少し磨かないといけないし、追加点をしっかりとるというところでは、満足と、そうではないところの両方です」と語り、「サポートの数やボールを出すテンポなどは、もっともっと成長できればと思っている」ともコメント。主導権を握っていた前半にリードを広げられなかったことを課題に挙げた。
また、長谷川も「後半は相手が少し戦い方を変えてきた中で、なかなか良い時間帯が作れなかったことは課題」と指摘。特に後半に関しては、「相手がやり方を変えてきた中で特に左サイドで押し込まれてしまった。ゲームの中で修正できる部分がもっとあったけど、それを伝えたり実行する力が足りなくて45分間押され続けてしまった」と振り返り、反省の弁を口にした。
日本は、1月30日に行われる準々決勝で勝利を収めることができれば、2023年に行われる女子W杯の出場権獲得が決定する。
By サッカーキング編集部
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