4得点2アシストの活躍でチームを勝利に導いたFW菅澤
日本女子代表(なでしこジャパン)は30日、AFC女子アジアカップ2022準々決勝のタイ女子代表戦に7−0で完勝し、準決勝進出と共に来年行われる女子W杯の出場権獲得に成功した。
試合後、なでしこジャパンの池田太監督と、4得点2アシストの活躍でプレーヤー・オブ・ザ・マッチに選出されたFW菅澤優衣香が公式会見に出席。池田監督は「この試合に勝利してW杯の出場権を得ることを第一に考えていたし、気温が高い中で選手たちはハードワークしてくれた」と振り返り、攻守に渡って奮闘した選手たちの活躍を労った。
また、W杯の出場権を手にしたことに関して指揮官は「大変嬉しく思う」と述べつつ、「W杯までにもっと成長しないといけない」と気を引き締め、「今はこのアジアカップの戦いに集中したい」と大会3連覇を見据えた。一方の菅澤も「W杯出場権は最低限の目標だった」と語り、「準決勝、決勝と勝って最終的にはチャンピオンになれるようにがんばりたい」とコメント。すでに次戦に向けて気持ちを切り替えていることを強調した。
最後に4得点を挙げた菅澤は、「守備の面ではしっかり0点に抑えられたし、攻撃は自分だけでなくいろんな選手が点を取れたので多彩な攻撃ができたと思う」とチームのパフォーマンスを振り返りつつ。最も良かった得点について尋ねられると、「宮澤選手からいいクロスボールが入ってニアで合わせたシュートは自分の持ち味のニアで合わせる得意な形だった」と語り、大量得点の口火を切った1点目を今日のベストゴールに挙げた。
By サッカーキング編集部
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