長野風花がアメリカ挑戦 [写真]=須田康暉
マイナビ仙台レディース(マイ仙台)は12日、同クラブに所属しているMF長野風花がノースカロライナ・カレッジ(ナショナル・ウィメンズ・サッカーリーグ / アメリカ)へ完全移籍することを発表した。
長野は1999年3月9日生まれの現在23歳。浦和レッズレディース(現:三菱重工浦和レッズレディース)の育成組織出身で、2014年のなでしこリーグでトップチーム初出場を飾った。2018年には韓国の現代製鉄レッドエンジェルズへ移籍し、初の海外挑戦。2019年からは、ちふれASエルフェン埼玉でプレーし、2021年3月からマイ仙台でプレーしていた。2021-22シーズンのYogibo WEリーグでは20試合に出場しており、優秀選手賞に輝いていた。
各年代別の日本女子代表(なでしこジャパン)にも選出されており、2016年のFIFA U-17女子ワールドカップではゴールデンボール賞(大会MVP)を受賞。同年はアジア年間最優秀ユース選手賞にも輝いていた。A代表には2018年に初招集されており、これまで10試合に出場。6月に行われた欧州遠征のメンバーにも選ばれており、2試合ともにスタメン出場していた。
完全移籍に際し、長野はマイ仙台のクラブ公式HPでコメントを発表している。
「このたび、North Carolina Courageへの移籍を決断しました。1年半という短い期間でしたが、このクラブの一員として、大好きな仙台の街でプレーできたことに、本当に感謝しています。また、ホームのユアスタで、サポーターのみなさんと喜び合えたことも、ずっと忘れません。マイナビ仙台で得た経験や出会いを今後も大切にし、アメリカでも自分らしく挑戦し続けます。そして、必ず成長した姿をお見せできるようにがんばります。1年半、本当にありがとうございました」
By サッカーキング編集部
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