なでしこジャパンを率いる池田監督 [写真]=Getty Images
EAFF E-1サッカー選手権2022決勝大会第2節が23日に行われ、日本女子代表(なでしこジャパン)はチャイニーズ・タイペイ女子代表と対戦。4-1で勝利し、大会2連勝となった。
試合後、なでしこジャパンを率いる池田太監督は、「ゲームの中でいろいろな組み合わせ、新しい選手を見たいという狙いもありました。その中でしっかりと第3戦に向かうという勝利を目指してトライをしました。一つひとつの質を上げない部分もありますが、ボールを動かすオーガナイズの共通理解はありました」と、韓国戦から先発を9名変更、A代表初キャップの選手を3名スタメンに送った試合を振り返った。
試合は開始8分にセットプレーで失点し、先行を許す展開となったが、「(失点シーンは)相手に先に入られたので、確認・徹底はこれからも求めていきたい」とコメント。全体的にも「前半はぎこちないというか、リズムに乗れない部分があった」として、ハーフタイムに「チーム全体でボールに関わったり、主体性を持ったプレーをしようと、チームに対して話をしました」と修正したとして、試合を振り返った。
2トップで起用した千葉玲海菜と上野真実が前半に1得点ずつと結果を出したが、「2人は少しタイプが違います。千葉選手はダイナミックに動いて背後を狙う。それはチームとしても要求して、プラスになっていました。上野選手も間で受けて収めるところを前線でやるところはできていました。ただ、前半のアクションのメリハリ、ボールを引き出す動きはもっとやってほしいところです。サッカーでは常ですが、最後を決めきる精度は上げないといけないですが、運動量や攻撃の役割はしっかりやってくれました」と、両選手に決定力を求めつつ、評価をしている。
なでしこジャパンは26日に中国女子代表と対戦する。
By サッカーキング編集部
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