ブラジルを下し決勝進出を果たしたヤングなでしこ [写真]=Getty Images
U-20女子日本代表(ヤングなでしこ)は25日、FIFA U-20女子ワールドカップコスタリカ2022・準決勝でU-20女子ブラジル代表と対戦した。
4年ぶりの開催となった同大会で、連覇を狙っているヤングなでしこ。U-20女子オランダ代表、U-20女子ガーナ代表、U-20女子アメリカ代表と同組となったグループDを全勝で首位通過を果たすと、21日に行われた準々決勝はPK戦の末にU-20女子フランス代表を下し、準決勝へと駒を進めている。
試合が動いたのは30分、山本柚月がペナルティーアーク付近でこぼれ球を拾うと、ワントラップから左足を振り抜き、ゴール右へと流し込み、ヤングなでしこが先制に成功した。その後、攻め込まれる場面もあったものの、ブラジルに得点を許さず、前半は1点リードで折り返した。
後半立ち上がりから攻め込まれる展開が続くと、55分にクリスにミドルシュートを決められ、同点に追いつかれる。なかなか攻め込む時間帯が作れなかったものの、84分に山本が3人を引きつけながら巧みに反転して浮き球のスルーパスを出すと、反応した浜野まいかが右足ダイレクトで浮かしながらゴールへと流し込み、ヤングなでしこが勝ち越しに成功した。
試合はこのまま終了。勝利したヤングなでしこは28日(日本時間29日11時キックオフ予定)に行われる決勝でU-20女子スペイン代表と対戦する。一方、敗れたブラジルは同日(日本時間29日7時30分キックオフ予定)に行われる3位決定戦でU-20女子オランダ代表と対戦する。
【スコア】
U-20女子ブラジル代表 1-2 U-20女子日本代表
【得点者】
0-1 30分 山本柚月(U-20女子日本代表)
1-1 55分 クリス(U-20女子ブラジル代表)
1-2 84分 浜野まいか(U-20女子日本代表)
By サッカーキング編集部
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