NZ戦で得点を挙げた植木(左)と宮澤(右) [写真]=Getty Images
MS&ADカップ2022が9日に行われ、日本女子代表(なでしこジャパン)とニュージーランド女子代表が対戦した。
日本は2-0で勝利した6日の国際親善試合ナイジェリア女子代表戦からスタメンを6人変更。ナイジェリア戦と同じく3-4-3システムを採用し、センターFWには植木理子が入った。
落ち着いたボール回しで試合の主導権を握る日本は、前半終了間際に待望の先制点を獲得する。遠藤純が植木とのワンツーパスでペナルティエリア内に侵入。遠藤は相手に寄せられてボールを収められなかったが、こぼれ球に反応した宮澤ひなたが冷静にゴール右下隅へと流し込んだ。日本は1点リードで折り返した。
後半に入っても押し込む日本は、61分にリードを広げる。ペナルティエリア左から長野風花が浮き球を送り、ゴール前の植木が相手DFに競り勝って頭で押し込んだ。
その後も危なげなく試合を進める日本は、82分に小山史乃観を投入。17歳の小山はA代表デビューとなった。
試合はこのまま終了し、日本が来年に行われるFIFA女子ワールドカップのホスト国(※オーストラリアとの共催)であるニュージーランドを2-0で下した。日本は11月にヨーロッパ遠征を行い、同11日に“欧州王者”イングランド女子代表との対戦を予定している。
【スコア】
日本女子代表 2-0 ニュージーランド女子代表
【得点者】
1-0 44分 宮澤ひなた(日本)
2-0 61分 植木理子(日本)
【スターティングメンバー】
日本(3-4-3)
山下杏也加;高橋はな(82分 乗松瑠華)、熊谷紗希、南萌華;清水梨紗、林穂之香(70分 宝田沙織)、杉田妃和(HT 長野風花)、遠藤純(82分 小山史乃観);藤野あおば、植木理子、宮澤ひなた
By サッカーキング編集部
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