アディダスジャパン株式会社は23日、なでしこジャパンがFIFA女子ワールドカップオーストラリア&ニュージーランド2023で着用する新アウェイユニフォームを発表。同日、国立競技場でお披露目をした。
会見にはなでしこジャパンの池田太監督、佐々木則夫JFA女子技術委員長、小林里歌子、植木理子、藤野あおば(なでしこジャパン/日テレ・東京ヴェルディベレーザ)が登壇。進行は日向坂46の影山優佳さんが務めた。
デザインコンセプトとして「“再び世界一へ”という決意」を示すため、『SUNRISE(サンライズ)』をテーマに、幻想的な朝の空模様をグラデーションで表現しているデザインとなったが、着用して登場した植木は「今まであまり見ないデザインで、珍しさがあって、これを着てプレーすることが楽しみですし、かわいさの中に強さがあることをピッチの証明したい」と意気込んだ。
7月にW杯本番を控えるなでしこジャパンだが、小林は「ワールドベースボールクラシックで日本が優勝して、日本中が盛り上がっているので、それに続けるように。女子サッカーが日本中を巻き込んで盛り上がっていけるような結果を出せるよう、そしてその中で私自身ができることを精一杯やって、まずは代表に関わっていけるよう、頑張りたいと思います」と、日本スポーツ界の大きな流れに乗っていけるよう、努力したいとコメント。藤野も「男子のW杯などを見て、よりモチベーションも高まった中、希望や楽しさを与えられる立場になれるかもしれないことは嬉しいです。日本の女子サッカーの発展にもより貢献できる大会なので、そこに向けてしっかり積み上げていきたい」と話している。
司会としてつつがない進行を見せた影山さんも「ファンとして、このユニフォームを身にまとって、世界の舞台へ羽ばたいて行く姿を楽しみにしています」「なでしこジャパンの皆さんの活躍が子どもたち、日本中の皆さんに勇気や笑顔、感動を与えられるような光景が広がればいいなと願っています」とエールを送っている。
By サッカーキング編集部
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