レスターに加入した宝田沙織 [写真]=Getty Images
ウィメンズ・スーパーリーグのレスター(イングランド)は8日、リンシェーピング(スウェーデン)から日本女子代表(なでしこジャパン)DF宝田沙織を完全移籍で獲得したことを発表した。契約期間は2026年夏までの2年半となっており、新天地での背番号は「15」と伝えられている。
現在23歳の宝田は、中学生となった2012年にJFAアカデミー堺と掛け持ちする形でセレッソ大阪堺レディース(現セレッソ大阪ヤンマーレディース)に入団した。高校からはセレッソ1本の活動に絞ると、2017年になでしこリーグ2部で22ゴールをマークし、得点王を獲得するなどクラブの1部昇格に大きく貢献。2021年にはワシントン・スピリット(アメリカ)に活躍の場を移すと、2022年にリンシェーピングへと移籍し、今シーズンはリーグ戦26試合の出場で2ゴールを記録している。
レスターに加入した宝田は、クラブ公式サイトのインタビューで以下のようにコメントしている。
「岡崎慎司選手とも話をしましたが、レスターはとてもいいクラブで、彼のように私もいい経験をすることを望んでいると言ってくれました。彼はレスターで素晴らしいキャリアを積んだので、私もその足跡を追いたいと思っています。私はこのチームがUEFA女子チャンピオンズリーグの出場権を獲得する助けになりたいです」
「私は非常にテクニカルなプレーヤーです。ですので、チームメイトが力を最大限に発揮できるようなプレーをして、良いパフォーマンスを生み出したいと思っています。ずっとイングランドでプレーしたいと思っていたので、このスタジアムで、このチームでプレーできることに興奮がいっぱいです」
By サッカーキング編集部
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