左前十字じん帯損傷と診断された遠藤純(写真は昨年9月のもの) [写真]=金田慎平
日本サッカー協会(JFA)は15日、なでしこジャパン(日本女子代表)の選手不参加を発表した。
2大会連続6度目のオリンピック出場を目指すなでしこジャパンは、パリオリンピック2024 女子サッカー アジア最終予選で朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)女子代表との2連戦に臨む。24日にアウェイで行われる一戦の会場は未定となっているが、28日にホームで行われる一戦は『国立競技場』で開催される。
この試合に向けたメンバー22名はすでに発表されていたなか、今回の発表によると、遠藤純(エンジェル・シティ/アメリカ)がケガのため、不参加となることが決定。追加招集選手は決定次第、発表されることとなった。
なお、所属するエンジェル・シティも遠藤がプレシーズンのトレーニンキャンプ中に負傷したことを発表。左前十字じん帯(ACL)損傷と診断され、シーズン終了負傷者リスト(SEI)に入る予定であることを明らかにしており、長期離脱となることが予想されている。
なでしこジャパンではすでに三菱重工浦和レッズレディースに所属するMF猶本光が左ひざ前十字じん帯損傷で、全治約8〜10カ月が見込まれていることが今月1日に発表されており、遠藤も同箇所を負傷してしまったことで、両選手ともに出場権を獲得したとしても今夏に行われるオリンピック出場は絶望的となっている。
By サッカーキング編集部
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