なでしこジャパンを率いる池田監督(写真は今年2月のもの) [写真]=金田慎平
なでしこジャパン(日本女子代表)を率いる池田太監督が、第33回オリンピック競技大会(パリオリンピック2024/パリ五輪)への意気込みを口にした。
2大会連続6度目の五輪出場となるなでしこジャパンはグループCに入り、7月25日(日本時間26日0時)に第1節のスペイン女子代表戦、同28日(日本時間29日0時)に第2節のブラジル女子代表戦、同31日(8月1日0時)に第3節のナイジェリア女子代表戦を控えている。
14日に同大会に臨むメンバーを会見で発表した池田監督は「戦うならば頂点、金メダルを目指そうと話したこともある」とパリ五輪の目標を掲げながら、「グループステージは厳しい戦いになると思うし、ノックアウトステージに行ってももちろん強豪国と戦うので、まずは目の前の1試合1試合をしっかりと戦って、その先にある金メダルを目指していきたい」と決意を新たにした。
そして、グループステージの戦いに向けたプランについて聞かれると、「対戦順はスペイン、ブラジル、ナイジェリアと中2日で戦っていく。その中でグループステージの初戦の大切さ、しっかり勝ち点を取らないといけない部分と、それと同時に12チームで3グループなので3位まで通過できる中で勝ち点を積み上げていく手堅さも考えていかないといけない」と状況に応じて賢く戦う必要があることも明かした。
続けて、「もちろん、初戦が終わって、それによっての第2戦といろいろなパターンを考えなければならない。実際どういうことが起きるかを踏まえて、まずは初戦をしっかりと迎える」とスペイン戦の重要性を強調しつつ、「3戦を通してのグループステージを勝ち抜けるプランという総合的な考えを練っていることが現状です」と語った。
By サッカーキング編集部
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