逆転勝利を手繰り寄せるゴールを決めたスペイン女子代表のカルデンティ（右） [写真]=Getty Images
パリオリンピック2024（パリ五輪）のグループC第1節が25日に行われ、日本女子代表（なでしこジャパン）はスペイン女子代表に1－2で敗れた。試合後、スペイン女子代表FWマリオナ・カルデンティがインタビューに応じ、その内容をスペイン紙『アス』が25日に伝えている。
なでしこジャパンとスペイン女子代表は、FIFA女子ワールドカップオーストラリア＆ニュージーランド2023のグループステージでも同居。当時はMF宮澤ひなたの2得点、FW植木理子＆FW田中美南のゴールにより、後に大会王者に輝くスペイン女子代表を4－0で下した。だが、パリ五輪では形勢が逆転。なでしこジャパンは前半13分にMF藤野あおばの直接フリーキックで先制したものの、22分にスペイン女子代表がMFアイタナ・ボンマティのゴールで同点に追いつくと、後半中盤の74分にはカルデンティが逆転ゴールを決め、逆転勝利を手繰り寄せた。
女子ワールドカップのリベンジを果たしたスペイン女子代表。決勝ゴールをマークしたカルデンティは「疲れたけどとても嬉しかった」と勝利を喜んだ。
「苦しんだけど、ワールドカップで日本に負けて、今回は勝つことができた。すごく気分が良いわ」
カルデンティは、試合が始まった際に「少し不安な気持ちもあった」ことを告白。「数カ月前は彼女たちの方が良かったけど、今日は私たちの方が良かった」と試合を振り返った。
女子ワールドカップ王者にリベンジを許したなでしこジャパンは、現地時間28日に行われる次節でブラジル女子代表と対戦する。日本時間では29日の0時00分（28日の24時00分）キックオフ予定で、試合の模様はフジテレビ系列にて生中継されるほか、『TVer』でのライブ配信も予定されている。
By サッカーキング編集部
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