パリ五輪のスペイン戦にスタメン出場していた清水梨紗 [写真]=Getty Images
JFA(日本サッカー協会)は26日、パリオリンピック2024(パリ五輪)を戦うなでしこジャパン(日本女子代表)に招集されているDF清水梨紗(マンチェスター・シティ/イングランド)について、ケガのためチームを途中離脱することを正式に発表した。
清水は25日に行われたパリ五輪・グループC第1節のスペイン女子代表戦(●0-2)に先発出場していたものの、66分に自陣右サイドでFWマリオナ・カルデンティ(アーセナル/イングランド)とマッチアップした後、右ひざのあたりを抑えて倒れ込む。最後まで起き上がれず、プレー続行は不可能となり、担架によってピッチから運び出された。
不動の右サイドバックの状態が心配されるなか、清水の所属クラブであるマンチェスター・シティはJFAよりも一足先に「リサはシティ・フットボール・アカデミーに戻り、クラブの医療チームによるさらなる検査を受ける予定」と発表。パリ五輪を戦うチームから離れ、クラブで治療に専念することが明かされていた。
今回はJFAより清水の離脱が正式に発表された。チームを離れることを受けて、清水はJFAを通してコメントを発表。次のような言葉で、率直な心境を明かした。
「大会が始まったばかりのタイミングでチームを離れるのは残念で、すごく悔しいですが、まだオリンピックは続くので、気持ちは一緒に戦い続けたいと思います。ここからさらにタフな試合が続きますが、金メダルという目標に向かって、みんなにはこれまで準備してきたことを最大限に発揮してもらいたいです」
スペイン女子代表との初陣を落としたなでしこジャパンは、大会初勝利を目指して、現地時間28日にブラジル女子代表と激突。日本時間では29日の0時00分(28日の24時00分)キックオフ予定で、試合の模様はフジテレビ系列にて生中継されるほか、『TVer』でのライブ配信も予定されている。
By サッカーキング編集部
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