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今季はドイツで10戦7得点 千葉玲海菜、なでしこでの結果にも意欲「勝利に直接貢献できる選手に」

5時間前

リラックスした表情も見せながら初日の練習に参加した千葉(左)と中嶋(右)

 26日に国立競技場で開催される『MIZUHO BLUE DREAM MATCH 2024』で、韓国女子代表と対戦するなでしこジャパン(日本女子代表)が、21日から練習を開始した。

 初日は全23名中、平尾知佳、大熊茜、守屋都弥、遠藤優、石川璃音、清家貴子、中嶋淑乃、上野真実、千葉玲海菜の9名が参加。土方麻椰の負傷により前日に招集となった上野は室内で別メニュー、残りの8名はピッチでランニングやボールを使ったアクティビティでコンディション調整を意識した軽めのメニューをこなした。

 2024年1月にフランクフルトへ移籍。今シーズン、リーグ戦は途中出場が中心ながら自身のキャリア初となるハットトリックを含む、公式戦全10試合で7得点を挙げている千葉は、「途中交代で流れを変えるところは今、自分ができているところだと思うので、これは続けていきたい」としつつ、「チームの立ち位置も満足はしてないですし、結果でどんどん見せていかなければいけないと思っています」と、数字にこだわる姿勢を強調する。

 なでしこジャパンの一員としてFIFA女子ワールドカップオーストラリア&ニュージーランド2023では1試合、パリオリンピック2024では全4試合に出場したが、すべて試合残り10分ほどのタイミングでピッチに送り出されている。「このチームにいるだけの選手ではなく、しっかりスタメン、そしてチームの勝利に直接的に貢献できるような選手になりたい」と、スタメン奪取に燃える千葉は、ドイツ移籍後の成長点として「スピード感や強さ、自分の体の当て方、守備の仕方は本当に変わったと思うので、自分だけではなく他の人にも思ってもらえるようにやっていきたい」と挙げている。

 オリンピックでの悔しい思いを糧に「スタメンを取れるように頑張りたいですし、どんな立場であってもチームの勝利のために貢献できたらいい」と話す千葉は、「ドイツに行き、得点の部分ではまだまだ足りないですけど残してはいるので、そういったところを見せていければ」とストライカーとしての仕事をしたいとコメントしている。

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By 小松春生

Web『サッカーキング』編集長

1984年東京都生まれ。2012年よりWeb『サッカーキング』で編集者として勤務。2019年7月よりWeb『サッカーキング』編集長に就任。イギリスと⚽️サッカーと🎤音楽と🤼‍♂️プロレスが好き

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