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なでしこ主将務めた山下杏也加「今まで紗希さんに甘えていた」 円陣では反省も?

3時間前

試合後、勝利をチームメイトと分かち合う主将の山下(中央) [写真]=金田慎平

 26日に行われた『MIZUHO BLUE DREAM MATCH 2024』での韓国女子代表と対戦したなでしこジャパン(日本女子代表)は、前半に北川ひかる、藤野あおば、田中美南、後半に谷川萌々子が得点して、4-0と快勝した。

 フル出場した試合をクリーンシートで終えたGK山下杏也加は、この試合でゲームキャプテンを務めた。前日会見で佐々木則夫監督代行はゲームキャプテンについて「今後の期待を込めて、この後伝えて相談する」と、これまで長く務めたDF熊谷紗希から受け渡す意向を示していたが、前日練習前に告げられたとのことで、「(審判などとの)コミュニケーションは英語だと思ったので、『英語喋れないんですよ』と言ったら『そんなの関係ない』と(言われた)」と笑いつつ、「経験を積ませたかったと思います。『ありがとうございます』と」と、すぐに承諾したと明かした。

「自分の中でのキャプテン像の性格で、自分は全然対象外だったので、自分でいいのかなということと、今までずっと紗希さんに甘えていたというか、自分が自覚しなければいけないんだなと再確認した」と身が引き締まる思いだったようだ。

 試合前の円陣での声掛けは「全然準備できていなかった」ため、「紗希さんにお願いします」と思わず助けを求めたようだが、「なんとか繋げました」と、役目もしっかり果たしたようだ。一方で、「キャプテンをやったイメージは小学生の時だったので、そういった話を伝えたり、『勝って夢フィールドに帰ろう』」って伝えました。(反応は)『夢フィールドか…』みたいな。ちょっと違ったみたいです、モチベーション的にも(笑)」と、“反省”も口にしている。

 今回の試合は監督代行のもとでのチームで戦ったため、新監督が決まれば、またメンバーやチーム作りも変わる。山下は「1回きりかなと思っています。自分がすべきことをいつもすればいいかなというイメージです」と、“らしく”今後も自分と向き合い、高めながらチームに貢献していく姿勢を示している。

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By サッカーキング編集部

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