日本代表を率いるアルベルト・ザッケローニ監督は12日、ブラジル・ワールドカップに臨む代表メンバー23名を発表した。メンバーに選ばれたシャルケに所属するDF内田篤人が同日、ファンを招いて行われた記者会見に出席した。
内田は前回の南アフリカ・ワールドカップでもメンバー入りしたが、出場機会はなかった。「4年前は直前でメンバーが変わってベンチから試合を見ていましたし、そのイメージを払拭するチャンスだと思っています」と語るとともに、「ドイツで4年間頑張ってきましたし、色んな大会に出て、そういうのは自分でも少し自信があります。是非、ピッチで出せるように頑張ります」と力を込めた。
また、前回大会を振り返り、「(試合に出られず)苦しかったですけど、それをそのまま終わらせるのではなくて、何か自分のために変えなきゃいけないということはわかっていましたし、ああいう経験を無駄にしてはいけない」とコメント。「今回、また23人に選ばれて、試合に出られるチャンスがあるので、そこは出たいなと思います。個人的には(前回大会で)フィールドプレーヤーで出られなかった森本(貴幸)と岩政(大樹)さんの分を少しでも気にかけて戦おうかなと思います」と語った。