日本サッカー協会は13日、6月に開幕するブラジル・ワールドカップに臨む日本代表メンバーの予備登録選手を発表。国際サッカー連盟に提出する予備登録30選手の内、本大会に臨む23選手は、前日に発表。13日に残りの7選手が発表された。
7選手は、GK林卓人(サンフレッチェ広島)とDF駒野友一(ジュビロ磐田)、DF水本裕貴(サンフレッチェ広島)、MF中村憲剛(川崎フロンターレ)、MF細貝萌(ヘルタ・ベルリン/ドイツ)、FW豊田陽平(サガン鳥栖)、FW南野拓実(セレッソ大阪)。
発表した日本サッカー協会の専務理事兼技術委員長を務める原博実氏は、「実力がどうのこうのというよりも、今の代表チームのバランスとか色んなことを考えた中での選択」とコメント。「誰かがけがしたときでもチームに来て、チームのために活躍してくれるだろうという選手。今まで見てきた中で、この選手達ならば厳しい環境で呼ばれても、やってくれるだろうと、そういうメンバーを選びたいとは言っていた」と、アルベルト・ザッケローニ監督の思いを代弁している。
「厳しい状況でも呼ばれれば、チームにフィットして力を発揮してくれる人達を選びたいとずっと言っていた。それが、ある程度チームでやってきた選手が多いと思う。南野はそんなに長くはないが、やっぱり彼が持っている能力というものを買っていると思う」
日本代表は今後、27日に行われる「キリンチャレンジカップ2014」でキプロス代表と対戦。アメリカで直前合宿を行い、6月2日にコスタリカ代表、6日にザンビア代表と対戦する。本大会では14日にコートジボワール代表、19日にギリシャ代表、24日にコロンビア代表と激突する。