ブラジル・ワールドカップに出場する日本代表は29日夜、直前合宿を行うアメリカのタンパに到着。翌30日から早速練習に入った。
アメリカ合宿初日の練習前、記者団の取材に応じたFW大久保嘉人は、27日のキプロス戦を振り返って、「思うように(パスを)出てこない場合も何回かありましたけど。初めてですからね、それはしょうがないと思います。終わってから(他の選手に)言ったので。改善されれば、もっと日本のチャンスが増えると思うし、日本のこの良さ、スピーディーなサッカーというのが、もっともっと増えるんじゃないかなと思ったので。それは伝えましたけど」と、話した。
ポジションについてのこだわりは、「特にないね。どこでもいいです」と、話し、トップ下の本田圭佑との連係について、「常に近くにいるので、縦パスが入れば、何かしらコンビネーションが生まれてくるので。それを多く出したいですよね。そこが日本の良さだと思うし、そのためには、やっぱり縦パスが入ること。その回数が増えるかなと思いますけど」と、コメント。本田とのコンビネーションの作り方を問われると、「俺、気の遣い方はわからないから。プレースタイルはわかるし、そこでやっていきたいですね。そうすると、日本がもっと良くなると思う」と、語った。
また、長友佑都からのクロスへの合わせ方については、「(相手)DFの間、間に上げるタイミングで入ることがすごい大事だと思います。そこは何回か、ニアで潰されたりクリアされたんですけど。そこは話しましたね。入れ方もありますし、全部同じような入れ方だったら引っかかるし。早いボールであったり、そういうものを混ぜて入れれば、ディフェンスに引っかからずにいけると思うよ、ということは話しましたね」と、本人と確認をしたことも明かした。