ザックが本田と香川に言及「より多くの時間で試合に出るべき」

　ブラジル・ワールドカップに臨む日本代表は現地時間1日、アメリカのタンパで、合宿3日日の練習を実施した。

　1日の午前中、記者会見に出席したアルベルト・ザッケローニ監督が、MF本田圭佑やMF香川真司の調子について言及した。

　ザッケローニ監督は、「確かに本田や香川（真司）に関しては、シーズン中にそんなに多くの出場機会を得られなかったということで、ここでは多くの時間で試合に出なくてはいけないと考えている。各々の試合の出場時間を見極めるという話になってくるが、彼らに関しては、より多くの時間で試合に出るべきだと考えている。90分間フル出場させるという約束をしたわけではないが、できるだけ多くの時間で使っていきたいと考えている」と、コメント。出場時間を増やしてコンディションを整えていくように図っていくことを明かした。

　そして、「本田のコンディションに関しては、香川やその他の出場機会を多く得られなかった選手全員に言えることだと思うが、本番に向けてトップコンディションに持っていくために細かいところにこだわって、細かいところを観察して修正する作業をしていく」と、話し、「当然、本田の特徴や能力はよくわかっている。監督から何を期待されているのか、どんな仕事をしてほしいのかということは彼もよくわかってくれていると思うので、本番にしっかりと合わせられると思っている」と、展望を語った。