アメリカ合宿に臨んでいる香川真司 [写真]=Getty Images
文/元川悦子
アメリカ・フロリダ州・クリアウォーターでブラジルワールドカップ直前合宿を張っている日本代表。6月2日には本番前に3つあるテストマッチの2戦目となるコスタリカ戦に挑むことになる。その前日となる1日はまず、アルベルト・ザッケローニ監督が公式会見に臨み、夕方からは1時間程度の軽い調整を実施した。指揮官は、「プレーの内容や結果よりも、本番に向けてコンディションを合わせていくことが大事。高温多湿の気候にアジャストし、判断力の鋭さや頭の切り替えをチームにオーダーしたい」とコメント。あくまで14日のコートジボワール戦への調整の一環であることを強調した。とりわけ、クラブでの出場機会が少ないまま今シーズンを終え、5月27日のキプロス戦でも本来のパフォーマンスを見せられなかったMF本田圭佑とMF香川真司には、可能な限り、多くの出場時間を与える考えだ。
その本田と香川は、夕方のトレーニングに向けて、真っ先にピッチに出てきてパス交換を始めた。本人たちも現時点での動きに満足していないのだろう。本番まで残された2週間で、彼らは一気にコンディションを上げていくつもりだろう。この日は気温が28度まで下がったこともあり、メディアに公開された15分間に行われたパス交換や短い距離のダッシュの動きは悪くなかったようだ。
「監督がどう思ってるかわからないですけど、コンディション的には悪くない。体が重いのは多少ありますけど、試合勘がないわけではないです。こういう(高温多湿の)気候の中、コスタリカも良いチームですし、大事なテストマッチなので、手ごたえをしっかりつかみたい。本番を想定した試合をやっていきたい。ワールドカップの良いシミュレーションになるかと思います」と、香川はアメリカに来てからより一層、本番モードに切り替わっている様子だった。
5月27日のキプロス戦では、自身の走行距離が8~9㎞にとどまったことにショックを受けていた。マンチェスター・Uの時は、12㎞前後走るのが普通。場合によっては13㎞を超えることもある。その圧倒的な走力が香川の強みだ。90分間、ダイナミックなアップダウンを継続でき、しかもゴール前で冷静かつ高度なプレーができるという彼自身の長所が遺憾なく発揮されて初めて、日本はワールドカップレベルの相手に勝てる。5-4-1の基本布陣を敷き、堅守から速攻に打って出るコスタリカは、彼の打開力を試す最高の相手かもしれない。ここで熱望し続けているゴールを奪えば、本人も確固たる自信と手ごたえを手にできるはず。それだけの大きな成果を手にしてもらいたい。
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