柿谷獲得にフィオレンティーナが再関心? 代理人と近日中に交渉開始か

柿谷曜一朗

フィオレンティーナからの関心が報じられた柿谷曜一朗 [写真]=白井誠二

 フィオレンティーナが、セレッソ大阪に所属する日本代表FW柿谷曜一朗に関心を強めていると1日、イタリアのスポーツ紙『コリエレ・デッロ・スポルト』が報じた。

 また、イタリア有料放送『スカイ』は、フィオレンティーナと柿谷の代理人が今週中にも交渉を開始すると伝えている。まずは、柿谷側に移籍の用意があるかについて、話し合いを行うものとみられる。

 移籍金は200万ユーロ(約2億8000万円)と予想されており、柿谷の獲得が成功した場合、2014年で契約が切れるメインスポンサーの『マツダ自動車』との契約延長にも可能性が膨らんでいる。フィオレンティーナは今年冬にも柿谷の獲得に乗り出したものとみられ、今回で2度目の獲得交渉となる模様だ。

 今シーズンのセリエAで4位に終わったフィオレンティーナは、快速ウィンガーのコロンビア代表FWフアン・クアドラード(26歳)の去就が不透明となっており、移籍の可能性が取り沙汰されている。イタリア国内のユヴェントス、ローマのほか、マンチェスター・U、アーセナルやバルセロナも関心を強めており、引き留めは難しい状況となっている。フィオレンティーナはこのクアドラードの去就が、柿谷の移籍交渉にも影響を及ぼす可能性があるとみられる。

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