開幕前に好成績…遠藤保仁「ドイツ大会と似ているけど気にしない」

　ブラジル・ワールドカップに臨む日本代表は現地時間4日、アメリカのタンパで、合宿6日目の練習を実施した。

　記者団の取材に応じたMF遠藤保仁は、「徐々にフィジカル（トレーニング）の量も減っていますし、暑いので、それも含めて練習量は減っている。徐々にコンディションも良くなってきているかなとは思いますね」と、自身の調子を明かし、「トレーニングを含めて、本当に良い形でここまでは来ていると思います。良い試合をしながら本番に向かっていくのは、非常に良いことだとは思う」と、手応えを示した。

　開幕前の親善試合で好成績を収めていることについては、「（2日の）コスタリカ戦に勝ったからといって、別に自分たちが何か得られたわけでもないですし、あくまでもワールドカップの本番に向けての準備なので、常に良い緊張感や高い集中力、モチベーションで練習にも試合にも取り組まないといけないと思っています。もちろん、気が緩んでいる選手も今のところはいないので」と、話した。

　そして、、2006年のドイツ大会と似ている部分や不安はあるか問われると、「確かにドイツに似ているといえば似ていますけどね」と、苦笑いしながら答え、「（ドイツ大会と似ているとは）前から思っていましたからね。ドイツの時も、国内でかなりフィジカルを上げていく感じだったので、似ているといえば似ていますけど。まあ別に、僕は気にしないので。次のザンビア戦（6日）でまた、良い内容と良い結果を求めてやっていかなければいけないですし、自信を持ってワールドカップに向かっていけるようにしたいです」と、コメントした。