ザンビア代表監督、日本の組織力を認める「実力はやはり上だ」

日本代表の実力を認めるザンビア代表ビュメール監督 [写真]=Getty Images

 国際親善試合が6日に行われ、日本代表とザンビア代表が対戦。日本は前半に2点を先制されたものの、FW本田圭佑の2得点とFW香川真司の得点で逆転すると、一時は追いつかれたが、後半開始時からピッチに立ったFW大久保嘉人の決勝点で4-3と競り勝った。

 ザンビア代表のパトリス・ビュメール監督は試合後、「選手たちが激しい試合をできたことを誇りに思う」と自らが率いるチームを称えたうえで、「日本の勝利におめでとうと言いたい」と逆転勝利を飾った日本代表に対する敬意を表した。

「考えていた通り、日本の組織力やチームワークはすごいものがあった。90分間、ずっとまとまったプレーをして、また交代の選手達もいいパフォーマンスを見せて、すごくいいチームという印象。日本の方が実力はやはり上だ」と、日本代表の実力を認めている。

 さらに、「それと同時に私達がやっていることは間違っていないということを確認できた。大事なことはハードワークを続けること。それがワールドカップの予選突破に繋がると信じている」と加えて、撃ち合いの末の敗戦から得られたものを語った。

 フランス出身のビュメール監督は最後に「日本のワールドカップでの健闘を祈ります」とコメントを残し、この試合を締めくくった。

 ザンビア代表はブラジル・ワールドカップのアフリカ予選を2次予選で敗退しており、今夏のブラジルでの本大会には出場しない。

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