ブラジル・ワールドカップに臨む日本代表は現地時間9日、ブラジルのイトゥで練習を実施した。
記者団の取材に応じたMF香川真司は、5日後に迫ったグループリーグ初戦のコートジボワール戦を展望。同試合の開催地は、2013年に行われたコンフェデレーションズカップのイタリア戦と同じスタジアムで、香川は得点を記録している。香川は、「スタジアムの相性というのは、あると思っているので。そういう意味では、自分が点を取ったスタジアムは常に覚えていますし、割と相性は良いのかなと思っている。初戦にそういうスタジアムでできるというのは、良いことだと思っています」と、好印象を語り、「負けているスタジアムでもあるから、しっかりと準備をする。個人のイメージは良いかもしれないけど、チームとして戦わないといけないスポーツですから。そういう意味では、しっかりとみんなで協力して、やっていきたいなと思います」と、話した。
10番を背負ってワールドカップに臨むことについて、重圧があるか問われると、「いや、全く重いものではないと思っています。それが良いのか悪いのかわからないけど。別に背番号10だろうが(そうでなかろうが)、自分に求められるものや、皆が期待してくれているものはすごく感じるし、それを自分が果たすだけだから」と、話したうえで、「その中で、10番が注目されるのはすごく良いことですし、同時に責任もすごく感じるものだと思っている。ただ、それを楽しんでプレーしたいし、皆ならできるという自信もあるので。この4年間積み上げてきたものを、ワールドカップという最高の舞台で、しっかりと皆と勝ちにいって戦えれば良いんじゃないかなと思います」と、抱負を語った。
ブラジル・ワールドカップは、12日に開幕。日本代表は、14日にコートジボワール代表、19日にギリシャ代表、24日にコロンビア代表と対戦する。