権田修一、”第3GK”ではなく「自分が試合に出るという気持ちで」

権田修一

W杯出場へ意欲を見せたGK権田修一 [写真]=Getty Images

 ブラジル・ワールドカップに臨む日本代表は現地時間9日、ブラジルのイトゥで練習を実施した。

 記者団の取材に応じたGK権田修一は、イトゥの環境について、「実際、これだけすばらしい施設ができたというのは、いろんな方々のおかげだと思うし、僕たちは今のところ不自由なく、ノーストレスでやれている。それだけでも大満足かなと思います」と、コメント。好印象を語った。

 GKのポジション争いについては、「まず自分の中では、第3GKという気持ちで毎日いたら、たぶんどんどん気持ちが折れていってしまうんじゃないかと思っていて。自分は試合に出ていないですし、アメリカでの親善試合2試合も(川島)永嗣さんが出て、(西川)周作君が出て、自分は出番がないという状況ですけど」と、現状を語ったうえで、「この23人に入っている以上は、試合に出る資格があってここに来ているわけで。毎日、第3GKとして自分が準備をするのではなくて、試合に出た時にどういうプレーができるか。どうやってチームの力になれるかをイメージしないと」と、話した。

 そして、「『第3GKだからこれくらいの準備』という気持ちでいたら、個人にとってこの時間がマイナスなものになってしまうし、チームにとっても、そういう姿勢を持ってやると絶対に良いことはないと思う。メンバー発表があるまでは、自分が試合に出るんだという気持ちでいないとダメだと思います」と、コメントした。

 ブラジル・ワールドカップは、12日に開幕。日本代表は、14日にコートジボワール代表、19日にギリシャ代表、24日にコロンビア代表と対戦する。

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