日本代表キャプテンとして2大会連続でW杯のピッチに立つMF長谷部誠が、グループステージ初戦で当たるコートジボワールについて、自身の4年前の経験をもとに印象を語った。今日12日発売の『サムライサッカーキング7月号』に掲載されている。
日本代表は4年前の6月4日、南アフリカ大会直前のテストマッチでコートジボワールと対戦し、0─2で敗れた。闘莉王との接触で骨折したディディエ・ドログバが前半早々に退くも、日本はまったく主導権を持てなかった試合だ。
長谷部は、「あの時は本当に歯が立たなかった、という印象があります。それから4年経って、コートジボワールがどういうチームになっているのか正直まだ分からない部分はあるんですけど、当然個々の選手で言ったら、世界トップレベルの選手が揃っていますよね。マンチェスター・シティーのヤヤ・トゥーレなんかは、今では3本の指に入る中盤の選手なんじゃないかなとも思いますし。非常に嫌な相手ではありますね」と語り、その強さを認めた。
その上で、初戦の入り方については、「やはりまずは自信を持って臨まなければいけないと思っていますし、その自信は、最高の準備をすることによって生まれるものだと思います。フィジカル的なフィットネスの部分であっても、精神的な部分であっても、とにかく初戦にピークを持っていけるように、最高の形でコートジボワール戦を迎えられるように準備をすることがすべてだと思っています」と語っている。