日本代表がまさかの練習中止、ザッケローニ監督が緊急会見

チーム全員と対話したというザッケローニ監督 [写真]=Getty Images

 ブラジル・ワールドカップに出場している日本代表は、グループリーグ第2節を消化した時点で勝ち点1。ギリシャ戦から2日が経過した21日、日本代表はまさかの練習中止を発表。アルベルト・ザッケローニ監督が緊急会見を行った。

 会見に臨んだザッケローニ監督は、「今日は午前中に、トレーニングを休みにすることを決めました。そのため、選手たちのメディア対応もなしになりますが、私が対応しますので我慢してください」と、記者団に向けて状況を説明した。

「メンタル面を考えた時、次の試合に良い状態で向かわせるためには、今日は休みにした方がいいのかな、という決断に至った」

 さらに、ザッケローニ監督はここまでの2試合を振り返り、「この2試合、チームは満足いく戦いができなかった。これまでの4年間のチームの戦い方を見ても、『こんなものじゃない』と全員が感じている。その中で、各々が感じているプレッシャーやストレスを一旦フリーにしてあげたかった」と続け、あくまで選手のメンタル面を考えた上での判断であったことを強調した。

 グループリーグ突破の可能性がわずかに残る日本代表は24日、2連勝で決勝トーナメント進出を決めているコロンビア代表と対戦する。

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