コロンビア戦の会場、アレーナ・パンタナールで前日練習を行った遠藤 [写真]=Getty Images
現時点で勝ち点1、得失点差-1でグループCの3位と、ブラジル・ワールドカップ敗退危機に瀕している日本代表。24日のグループリーグ最終戦・コロンビア戦に向けての中4日間には異例のオフを挟むなど、チームとして新たな気持ちでザックジャパン4年間の集大成となるこの一戦を戦おうとしている。そんなアルベルト・ザッケローニ監督と選手たちは23日に決戦の地・クイアバ入り。会場となるアレーナ・パンタナールで15時15分から1時間程度の公式練習を行った。
24日は日本にとって今大会初のデーゲーム。試合時間16時の現地は、気温が30度をゆうに超え、これまで試合をしたレシフェやナタル以上に暑い。この猛暑がパフォーマンスに影響することも大いに考えられる。すでにベスト16進出を決めているコロンビアが主力を温存し、フレッシュな陣容で戦ってくる可能性も高いだけに、日本としては走力とスピードで勝るようなメンバー選考、戦い方を採ることが勝利へのカギとなるだろう。攻撃の軸を担う本田圭佑や香川真司らはもちろんのこと、これまで試合に出ていない青山敏弘や短時間しかピッチに立っていない柿谷曜一朗の抜擢も考えられるだけに、指揮官の判断が見ものだ。
そんな中、2006年ドイツ大会、2010年南アフリカ大会と過去2度のワールドカップを経験してきた34歳の大ベテラン・遠藤保仁もこの大一番に特別な思いを抱いている。引き分け以下ならザックジャパンの4年間に終止符が打たれると同時に、国際Aマッチ146試合という前人未到の大記録を打ち立てたボランチの代表キャリアもラストになる可能性もゼロではないのだ。
「このまま終わったら悔いが残る? 全員がそう思うでしょうし、自分たちの力を出せないまま終わるのは、みんな納得しないと思うので。まずは勝つことしか今は頭にないですし、全員が今まで4年間築き上げてきたもの以上のものを、明日の試合で出せるようにしたいなと思います」と遠藤はここまでの不完全燃焼感を吐露すると同時に、本来の日本のスタイルを取り戻したと熱望した。
今回のボランチでは山口蛍の先発が確実され、そのパートナーとしては青山、長谷部誠、遠藤と3人全てに可能性がある。これまで2試合と同じように遠藤は途中出場かもしれないが、どういう使われ方をしても、ボールをしっかりキープして、攻撃のリズムを作りながら、要所で変化をつけていく役割は一貫している。
「コロンビアは引く時は引くし、前に速い選手がいるので、カウンターというか、奪ってから縦に速いかなという印象は受けています。ただ、ボールは結構キープできるので、今日練習した限りではまだ暑いですし、自分たちがボールを持って相手を走らせながら、やっぱり一番はゴールに向かうプレーを増やしていければ一番いいかなと。ダイレクトで裏を狙うっていうことも有効かなと思います。明日のメンバーがどうなるか分からないけど、チーム全員が勝ちたい気持ちを前面に押し出してプレーしたいと思います」と遠藤は普段通りの自然体でこう口にした。
2002年11月のアルゼンチン戦から12年間にわたって積み上げてきた代表での輝かしい実績をより価値のあるものにするためにも、今回のコロンビア戦では傑出した存在感を示したいところ。そしてチームの勝利に貢献し、この大会を1つでも多く戦えるようにしたいと遠藤は願っている。ワールドカップの戦いは果たしてまだ続くのか。コロンビア戦の動向も気になる。
文=元川悦子
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